無限 F1への挑戦 1992

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MotoGP最終戦を観戦しながら、Hondaネタをアップしとこうか・・・と思いつき、ごそごそやったらコレが出てきました。今季はこっそりスズキを応援していたんですが、日本GP以降よい方向性が見つかったようで、最終戦は4位/6位。来季はエンジン優遇処置が受けられるので、うまくいけば表彰台の常連になるかもしれません。

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棚の奥で埃を被っていたVHS。公式HPで一部内容を公開しているHonda TVの元祖、Honda 21ch Video。本田技研本社広報部が制作していたディーラー向けVTR (非売品) です。ウエルカムプラザ青山のスクリーンなどでも放映されていました。

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内容は無限本社での本田博俊社長インタビューを中心に、テスト走行やセットアップの様子、無限の事業紹介、鈴木亜久里質問コーナーなど42分。

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ティレル020に搭載された無限ホンダV10エンジン。1990年に16戦15勝、マクラーレン・ホンダの絶頂期、セナがチャンピオンを獲得したRA101Eをベースに独自開発した無限MF351H。HCHには展示されていません。

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本田社長にインタビューするのは西山平夫氏。トーチュウやF速にたくさん寄稿していましたが、残念ながら2010年に夭折されました。

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社名の由来について「こんなこと言っちゃんだけど、○○研究所とか、夢がないよね。ウチみたいな会社は半分人気商売だから。最初は笑われましたよ。その後、童夢とか出てきたけど。当時は横文字が流行していてね。僕ば向こう(欧米)で結構遊んでいたから、逆にナショナリズムって言うのかな、絶対日本語にしたかった

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朝霞にある無限本社のオフィス。タウンページにPC9801E+5インチFDD?OA機器のフロア占有率がハンパない。

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1992年当時、F3000用エンジンの世界シェアの6割を無限が占めていました。鈴鹿の動画がなかったのか、富士スピードウェイの1コーナーです。

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名機B16Aを搭載、JTCグループAでコンストラクタータイトルを獲得した出光MOTION無限シビック。WGPでホンダチームアジアをサポートしている出光ですが、この頃からの付き合いです。

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シンプルかつスパルタンなコクピット。最近の箱車はハンドルまわりにボタンが集中してますが、こっちの方が断然カッコイイ。

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テスタロッサ風味の無限NSX。ダサかったメーターまわりがカッコ良くなっています。最初からコレで出せば良かったのに。

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ファクトリーでMF351Hを組む無限のエンジニア。若いですね。

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無限エンジンで全日本F25度制し、日本人初のフルタイムF1ドライバーとなった中嶋悟。現在に至るまでEPSONがスポンサードしてます。今年、東芝と入れ替わりで日経平均に採用されましたが、継続性がブランド価値につながる好例ですね

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中嶋悟と本田社長の貴重なツーショット。

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F1でヤマハコスワースランボルギーニのエンジンで戦ってきた鈴木亜久里が、初めて無限ホンダエンジンを搭載した真っ白なティレルに乗る日。場所は鈴鹿サーキットのガレージです。

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関西の運送会社フットワークのツナギが懐かしい。バブル期はぶいぶい言わせてましたが2001年に倒産、現在は日本郵便傘下となってます。この年のチームメイトはミケーレ・アルボレートでした。

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インタビューに答える鈴木亜久里。2008年6月、スーパーアグリF1が資金不足で傾き青山本社の受付に一人で現れた時のことを覚えています。偶然居合わせたのですが、背中に哀愁が漂っていました。周囲から警告されてたのに中国人に騙されスポンサー収入が入らず、チーム代表としては脇が甘かったですね。Hondaとのつながりはこの時からスタートしてます。

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日本語でフィードバックできるので、細かいフィーリングも伝わっていい感じ」その通りなんだろうけど、それでいいのか。本田社長は「コンスタントに10位以内が目標。入賞(6位以内)を期待している」と話しています。

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タコは7,000から14,000rpmまで刻まれています。ワーニングランプが4箇所。「コーナリングスピードはあまり変わらないが、そこからの加速が違う。タイム的にはわからないが、たぶんすごく速い。ストレートでは去年のクルマより20km/hくらい速い

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今なら打ち合わせはタブレットですが、当時はこんなメモ帳の切れ端でした。

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鈴木亜久里Q&Aコーナー

Q 好きな食べ物は
A 寿司

Q 好きな女性のヘアスタイルは
A ショートヘア

Q 一番苦手なサーキットは
A ハンガロリンク。ご飯がまずいから

Q F1ドライバーが全員同じマシンで走るとしたら、優勝は誰
A 自分

Q 現在の年収は高いか安いか
A 高いと思う

Q ドライとウエット、どちらが好きか
A 雨は問題外、嫌い

Q レースがない日の過ごし方は 
A テストかトレーニングかゴルフか海

Q 今までで一番印象深いレースは
A ザクスピードで全部予選落ちしたこと

Q 中嶋悟さんに一言
A おつかれさま

Q 片山右京選手に一言
A ようこそF1へ

Q 座右の銘は
A 難しいなあ。なにもないわ

Q 無限に一言
A 社長がケチだからもうちょっと景気よくやってもらえるようになると・・・

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このVTRは最後に大塚製薬とJALのCFが収録されています。制作費の足しにしていたんでしょう。レベッカは2015年に再結成されました。NOKKO(53歳)が若い!

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インターネットがなかった時代、いち早くレース結果を知りたい人はテレホンサービスに電話してました。隔世の感があります。

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最近ますます本田宗一郎さんに似てきた博俊さん。笑顔がとっても素敵です。脱税事件で広川則男と検察ハメられてしまい、不遇を囲いましたが、またお話を聞きたいですね。

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